先週一日6勝の吉村騎手
先週の金曜日、一日6勝の兵庫タイ記録を樹立した吉村智洋騎手。
自身2度目の達成で、複数回の達成は4人目となる快挙!
話を訊きにいくと…
「たまにはこんなことがないと」いや、たまにはといって2度目の達成って普通はないで( ̄▽ ̄;)
と言いながら「6勝してみて思うんですけど、どうやったら7勝できるんやろうと思いますね」とさらに高みを目指す発言が。
「8回騎乗して一回しかミスできないですもんね」。うん、確かにそうや。
でも、ミスせず完壁に乗りさえすれば勝てるかというと、そうではないのが騎手という稼業。
完璧にロスなく立ち回ってレースをしたとしても、それを凌駕する圧倒的な力の前にはなす術なく敗れてしまうとうこともあります。
そんな中での8戦6勝はあまりにもすごい記録なのです!
「でも、どうやったら、7勝できるんやろ…」とまだ納得がいかない様子の吉村騎手。
思わず近くにいた後輩の鴨宮騎手に「なぁ、どうやったら7勝できる?」と聞いていました。
すると鴨宮騎手が「まず7回乗ることちゃいます?」とド正論の見事な切り返し。これには周りの全員が納得でお話が終了。
それでも「まぁ、馬場の読みがうまくできてたかなと思います。あの日はホンマに難しい馬場でしたから」と自賛する場面もあった吉村騎手。やっぱり相当気持ちの良い一日だったようですな♪
永井騎手が大活躍!
デビューから4年目を迎える永井孝典騎手(21歳)が、きょうは大活躍!
第3レースでバロンエール(4番人気)に騎乗して、ベテランの田中学騎手と接戦を演じ、わずかハナ差で勝利しました。
第5レースでは、1番人気のプレミアムフライトに騎乗して、堂々の逃げ切り勝ち。4馬身差をつける完勝でした。
そして迎えた第9レース、速い馬が揃って先行激化必至のメンバー構成。
永井騎手は逃げ馬のリッカサンサン(4番人気)に騎乗して、抜群の好スタートを切り他馬にハナを譲りませんでした。
ここで勝負あったか、最後は詰め寄られながらもアタマ差で凌いで逃げ切りVを決めたのでした。
一日3勝は、昨年の5月以来、自身2度目の達成。
勝ち馬は、いずれも自厩舎の田村厩舎の管理馬でした。
写真は3勝目を挙げる前の永井騎手。実はきょうの勝利まで、2ヶ月間勝利から遠ざかっていたのでした。
これをキッカケにムードが一変しそうな雰囲気です。3勝したあとに話を訊くと…
「嬉しいです。(9レースは)他にも速い馬がいたので心配でしたが、いいスタートが切れました」と早くもリズムが良くなってきたことを窺わせるようなコメント。
デビューした年に33勝を挙げて、当時のルーキーイヤー年間最多勝記録を塗り替えたほど素質が光っていた騎手。
その後は少し減速ムードでしたが、ようやく反撃体勢が整ったか!?
そして、永井騎手と同期の長谷部駿弥騎手も好ムードを持続。
きょうも第4レースでドリームリンに騎乗して逃げ切り勝ちを収めています。
減量がとれたことに関しては「あんまり変わらないですね」と、一般騎手になったからといって、リキみはないようです。
乗り鞍も決して減っているわけでもないですし、このままの雰囲気で突っ走ってもらいましょう!
同期で切磋琢磨して頑張ってね♪
来週は昼・薄・夜
来週の園田競馬は、水曜がデイ競馬、木曜が薄暮、金曜がナイターという変則開催。
それぞれ発走時刻が異なりますので、お気をつけください♪
あぁ、ホンマやったら来週から東京オリンピックが始まるところやったんかぁと思うと、コロナが本当に恨めしいですね(・_・;
そんな中、きょうから姫路競馬場での場外発売再開しました!少しは前進しているのです♪