その金ナイターの第8夜は雨のなか行われました。
降るタイミング、降水量によっては恵みにもなる雨。しかし集中豪雨となると大変な被害をもたらします。
九州では大変な豪雨で河川の氾濫、土砂災害などが発生。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
人間の生活には切り離すことができない水。その源にもなる「雨」は人の心を揺さぶるものとして、数多くの楽曲のなかにちりばめられてきました。
先週の時点で6曲にしぼった雨の歌。
最終的には『雨の御堂筋』を歌うことにしました。
この画面が…
こうなって、雨の御堂筋に決定!
いや、ぼくのさじ加減ひとつやけど( ̄▽ ̄;)
実は、先週の段階で『雨の御堂筋』は全く歌うつもりはなかったのです。
雨をテーマにした曲のタイトルをいくつか挙げておこうと思って、そのひとつに取り入れるタイトルに『雨の西麻布』を入れていたのですが、これは歌うつもりないなという判断になって、違うものを入れようとして選んだのが『雨の御堂筋』でした。
うん、これやったら歌えるし。でも、その時点では漫才師の海原千里(上沼恵美子)・万里が歌う『大阪ラプソディー』と若干勘違いしてるところもありました(;・∀・)ドチラモヨイヤミノオオサカ…
で、改めて調べてみると、そうそう欧陽菲菲のデビュー曲ね♪とピンと来るのです!
あっ、皆さん、欧陽菲菲って読めるよね??
オーヨーハイハイじゃないですよ(;’∀’)
※オーヤンフィーフィーという台湾出身のアーティストですm(__)m
やっぱりええ歌やし、ノリもええわぁ♪と思っていたら、なんと!
作曲は、世界的な超有名バンド、ザ・ベンチャーズですやん!!!
となったのです。って、ホンマに知らんかった(;’∀’)
ちなみに、1971年(昭和46年)にリリースされた楽曲。なので、ぼくが1歳のときにリリースされた曲なのです。
そう、50年近く経ったいまでも色褪せないサウンドを誇る、さすがのベンチャーズ!!
とはいえ、ぼく自身全然ベンチャーズに詳しくないので、この件についてはこのあたりまでに…。
で、この曲に歌詞をつけて、欧陽菲菲のデビュー曲として作られたわけです。
歌詞の最初にある「小ぬか雨降る御堂筋」の「小ぬか雨」とは何か?
「ぬか」は「糠(ぬか)」のことで、糠を雨に例えて細かい雨という意味になったのだそうです。
つまり「小ぬか雨」は「細かい雨」や「霧雨」などのことを言います。
今回、雨の歌を演奏するにあたり、実は密かに決めていた歌がありました。
丸山圭子の『どうぞこのまま』を歌うことにしていました。
雨の歌の中でも、もっとも好きな歌で、雨の日には絶対歌ってやろうと思って意気込んでおりました( ;゚Д゚)フンガー
実際に収録して、YouTube配信直前まで進めていました。
ところが、熊本県を中心とする大雨による大災害を目の当たりにし、このタイミングではやめておこうと自重したのです、ハイ。
『どうぞこのまま』は本当に素晴らしい歌で、またの機会に必ず披露する所存です!少しでも興味のある奇特な方は少しだけお待ちください♪
という流れで、この度は『雨の御堂筋』を演奏したのでした。
まだ降り続くと言われている雨が、被災地では「小ぬか雨」程度で済みますことを祈りながら。