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2020年 園田金盃特集!

園田金盃関係者インタビュー

12月9日(水)に行われるグランプリレース『園田金盃』に向けて、各陣営は最終追い切りを消化。

今年は1着賞金が昨年の1300万円から大きくジャンプアップ!なんと3000万円に跳ね上がった!

間近に迫った大一番に向けて、状態や意気込みなどを訊いた。

橋本忠明厩舎は3頭出し!

ファン投票で第1位ジンギ(牡4)、第2位エイシンニシパ(牡7)と、まずは人気で上位を席巻した橋本忠明調教師。

10月1日の『姫山菊花賞』ではニシパが1着でジンギが2着。実力でもトップクラスにあり、またもやワン・ツーフィニッシュを狙う。

そこへジンギと同世代のテツ(牡4)も参戦。今回最も注目を集める厩舎だ。

橋本忠明調教師

「追い切りはみんなすごく良かったですよ。ジンギとニシパは時計は気にせずしっかり負荷をかけることに重点を置きました。ローテーションも良くていい状態です」

冬場に近づき、ともに状態がさらに良くなってきたとのこと。

ジンギに騎乗する田中学騎手は「夏はレースのあとヘトヘトになるけど、いまはケロッとしていて、馬運車でもうるさいぐらい。やっぱりこの時期が良い」と現状に自信を持ちます。

その一方で、僚馬でありながらライバルとなるエイシンニシパの攻め馬をしていて「ニシパがすごく良い!」と太鼓判を押す。これは複雑な心境やろなぁ。

「でもそこは関係なく自分の競馬に徹するだけ」と名手の手綱に迷いはない!

人気と実力を兼ね備えた2頭を送り出す橋本師。自らあえて不安を挙げるとするならばと切り出した。

「ニシパは7歳と年齢と重ねているし、ジンギはまだメンタル的に完成されていないところがある。でも、あえて言えばですね。あとは問題なく、デキに関しては万全です」と胸を張る。

この2頭とは実績に差があるテツについても訊いた。

「ここにぶつけずに、小粒なメンバーのオープンを使うこともできるんですけど、これから上を目指して行ってもらうことを考えたら、一線級との対戦が大事だと思って使うことにしました」という明確なビジョンがあった。

しかし大一番に同馬主でない3頭を使うとなると、オーナーサイドに対して気を遣うところもあるんじゃないだろうか?

「いや、そこは全てのオーナーさんに3頭で行きますとしっかり伝えています。ここを目標に、それぞれローテーションを組んで臨んできましたから」と全身全霊をかけて金盃に臨む決意を示した。

連覇を目指す新子厩舎は2頭がエントリー

今年もリーディングをひた走る新子雅司調教師。6年連続年間100勝と、とんでもない記録を打ち立て、開業8年半で800勝を先日達成。厩舎力は兵庫随一と誰もが認める最強軍団。

今年は連覇を狙うタガノゴールドが最有力候補だったが、まさかの悲運でこの世を去ってしまった。

それでもその直後に、名古屋の『東海菊花賞』でゴールドの弔い星を挙げたのがタガノジーニアス(牡7)。一躍、厩舎の連覇達成に現実味が帯びてきた。

さらに、JRAでオープン勝ちのある実績馬ドライヴナイト(セ7)が移籍初戦で勝ち、記者選抜で金盃に滑り込んできた。こちらも目が離せない。

新子雅司調教師

タガノジーニアスについては「夏場は弱いけど、涼しくなって状態が良くなってきました。名古屋ばかりで重賞を勝ってるけど、この前の名古屋の走りができれば、ここでも通用すると思う」と自信を覗かせる。

追い切りに関しては、前日に船橋遠征があったため、実際に見ることはできなかったが、時計的には満足だという。

師が不在でも、スタッフがしっかりしている厩舎力がここで生きてくる。不安など微塵もない。

追い切りで跨った所属ジョッキー笹田知宏騎手に話を訊くと…

「上がり4ハロンを51秒の指示だったのですけど、50秒6でした。ぼくの体内時計で51秒だと思い、そう感じさせる走りで50秒6の時計が出たわけですから状態が良いんだと思います」

正確に刻む体内時計ってすごいよな(;・∀・)

「はい、プロですから」とキッパリ!

あぁ、そんなセリフ言ってみたい…。

ドライヴナイトに関して新子師は「一度使って良くなっているし、無理なレースさえしなければ折り合いもつくと思う。中一週のローテーションですけど、前回目一杯仕上げたわけではないので、問題はないです」

こちらも笹田騎手に話を訊いた。

「元々は短距離馬でも中距離でいきなり走るんですからね。乗った感じもやっぱり走る馬だと思います」と能力の高さを実感しているようです。

最強軍団が今年の集大成ともいえる金盃。栄光と挫折を味わった2020年を締めくくる。

「思えば、今年は橋本厩舎との対決に尽きるなぁ」と振り返った新子師。

「でも、最後は(タガノ)ゴールドが後押ししてくれるんじゃないかなと思っています」

亡くなったタガノゴールドも、またジーニアスの兄ジンガロも含め、厩舎一丸となって連覇を懸ける。

一昨年制覇の新井厩舎も2頭出し

一昨年、同レースを制したマイタイザン(牡7)が2度目の制覇を目指し出走。さらに今年は盛岡で芝の重賞を制したアップクォーク(セ7)も参戦。

新井隆太(たかひろ)調教師は、大一番を前にしてもいつものように飄々と普段通りだ。

新井隆太調教師

「マイ(タイザン)は、一週前に長めに行ってるので、今週は上がり重点で調整しました。折り合い重視でやりましたけど、いい感じですよ」

春には短距離にシフトしたマイタイザンだったが、この秋はここを目標に中距離路線で歩んできた。今年は重賞未勝利。兵庫生え抜きで、2歳から続く6年連続重賞勝ちの快挙達成なるか注目!

アップクォークは芝の重賞を勝ったが、園田では未勝利。しかも前走はスタート直後に落馬。それでもファン投票で上位になったのは、カラ馬でジンギに先着したことも少なからず影響しただろう。

「前回は迷惑かけちゃって(苦笑)。芝では唸るような走りをするので、やっぱり芝向きなんだろうと思います。でも、いまの(砂を入れ替えた)馬場は合うと思うんです。だから、いまの馬場の良馬場でやらせたい。芝馬なので道悪の方が良いと思われるかも知れないけどそうではないです。良でやりたいです」

前走はカラ馬ながら、かなりハードな併せ馬を向正面と直線で行った格好。その時の走りが、新井師の言う「唸るような走り」に見えた。だから仕切り直しの一戦が見てみたい。ファンの想いもそうだったのだろう。

「とにかくスタートやね」と締めくくった。

ちなみに、この写真は1ヶ月ほど前の写真。実はこの日に写真を撮らせてもらおうと思ったら、右目が腫れている。どないしたん?と訊くと、馬に暴れられて、蹄(ひづめ)が右目の目尻あたりを直撃したとのこと。すぐに病院に行くと「骨が見えてるねって言われて(笑)」って、笑ろてる場合か!(;・∀・)

とにかく写真はやめといた。

あっ、前出の橋本調教師も『姫山菊花賞』を勝ったときもの。こちらは撮り忘れたので過去画にしただけ。

急成長のマコトパパヴェロ

準オープン(A2)に昇級後は、16戦して3着3回4着4回5着6回と惜しいレースばかりが続いた。このまま勝ち切れない馬で終わってしまうかと思われたが、10月2日のA2戦を快勝。さらに続くオープン昇級初戦に選んだ重賞『兵庫クイーンカップ』で、逃げ切り勝ちを収め、厩舎に初タイトルをもたらした。

「以前からフケ(発情)が酷くて、結果を出せなかったんですが、このところは出ないですからね。でも、いつ出るか分からない怖さはあります」

そんな中でも安定した走りを見せていたのは凄いこと。そしてそれがおさまったとなれば、好走の期待が膨らみます。

「いまは凄い気合いで、行きたがるのをなだめるのに必死です。身体が(溢れる闘志で)湧いている感じ。オレが乗ったら腰を痛めてしまうぐらい」と愛馬の絶好調ぶりをアピール。

内枠に入ると断然好結果に繋がる可能性が高いマコトパパヴェロ(牝6)。枠順によっては伏兵以上の期待も十分です!

新鋭・石橋師も参戦!

石橋満厩舎は今年大躍進!目標にしていた年間40勝を先日クリア。さらに勝ち星を重ねて43勝まで星を伸ばす。

次に掲げた目標、リーディング10位以内というのも、いまのところ達成。これを維持して年を終えることができるか注目。

そして、大一番『園田金盃』にはコスモバレット(牡5)が記者選抜で選ばれ、出走にこぎつけた。

「出走できるのは嬉しいです。マイタイザンがいて、自分の競馬はできないかも知れないけど、頑張ってもらいたいです。騎手にはどう乗るかというのは指示は出しません。ぼくが騎手出身じゃないので、偉そうなことは言えませんから。もうお任せです。ただ、勝って来いと」一番キツイ指示!!(`∀´)Ψ

同馬は短距離路線で活躍したあと、このところは中距離でオープン2勝を挙げる実績。出るべくして出る金盃なのです。

「下級条件の頃は力があるので短距離で活躍できましたけど、上に行くと短距離だとスピードでついて行けなくなるんです。だから追走しやすい中距離のレースを選んでいます」

新鋭・石橋厩舎に、イケメン鴨宮騎手とのコンビもイイ♪

スタッフのビシッとした服装も含めて、ベストドレッサー賞(ないけど)獲得は間違いない!そこへ栄光が加われば、華やかなることこの上なし♪

12月9日(水)が待ち遠しい♪

今回、取材に強力していただいた関係者の皆さま、ありがとうございます。

一部、記者の方にお話を聞いて伝えている部分もあります。それと、すべてをカバーしきれず、出走予定のマコトタリスマン(牡6)などのお話を聞くことができませんた。すみません…。これらは各新聞社の記者の皆さんが伝えてくれますので、ぞれぞれをご確認ください。

というより、こういう大レースは、記者会見を開いて映像を録り、場内やYouTubeで配信するべきだと考えます。

そうすることで広く大きく園田のレースをアピールできますし、喋る側も内容を考えるなどの意識をもって臨めると思う。

次で言うと『新春賞』あたりでそのようなことができればいいなと思う。そのようなことがあれば、ご期待くださいm(__)m

では、12月9日の『園田金盃』を存分にお楽しみください♪

撮影:齋藤寿一

昨年タガノゴールドが勝った、大混戦のゴールシーン

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