田中学騎手が4300勝達成!
区切り勝利にあと1勝と迫って迎えた田中学騎手。いきなり第1レースで勝利を挙げて、4300勝に到達しました!
大混戦のメンバー構成のレースで、中団から差し切って勝利した田中学騎手。
競馬組合が用意してくれたメモリアルのパネル。
3500勝や4000勝などの大きい区切りは記念撮影を行うことがありますが、それ以外は遠慮していた田中学騎手。
そのときにはいつも「ごめんね」と競馬組合の職員に断りを入れていました。
今回もそうかも知れないなと思ってパネルだけを撮影していたら…
「いいよ、撮るよ♪」と快く受け入れてくれた田中学騎手。
めっちゃ笑顔やん!!( ̄▽ ̄;)
いやぁ、素晴らしい笑顔です♪おめでとう!
学ファンに届けぇ~!!
田野騎手が一日3勝!
ルーキーたちの活躍が目立つ園田競馬。
それでも、レース数に変わりはないので、新人たちが勝ち取った白星は、先輩ジョッキーから容赦なく奪っていく。
そんな中、最近勝ち鞍から遠ざかっていた田野豊三騎手が第2レースで勝利を挙げました。
5月20日以来の勝ち鞍だった田野騎手。ちょっと久しぶりやったんちゃうの!?
「そうなんです、全然勝ててなかったんです」
と本人も自覚していたようです。
技量はしっかりしている田野騎手ですから、歯車さえ噛み合えば自ずと好結果はついてくるのです。
「いいんですか、ヘルメット浮かしてかぶってるんですけど(汗)」
そんなこと気にせんでもええわい!大丈夫や!撮影のときだけヘルメットを浮かしてかぶってますと但し書きをしておくから♪
そんなことを言ってたら、その後に第6レースで勝利!
さらに、メインレースもイチノフリオーソに騎乗して5馬身差の圧勝で、一日3勝の大活躍となったのでした♪
田野騎手の一日3勝は、2019年の3月5日以来、1年3ヶ月ぶりのことでした。
ほれ、歯車が噛み合ってきたんとちゃいますか!?
大柿騎手が2勝!
第3レースで10頭中7番人気のアルファアリエスが勝利。騎乗していた大柿一真騎手が波乱を演出する見事なレースぶりを披露♪
大柿騎手を推しているファンのためにも定期的にお届けしないと怒られそうなのでパチリ♪
そんなことを言ってたら、第6レースでも勝利。またもや9頭中6番人気という人気薄の馬で人気馬を撃破したのでした!
大山龍太郎騎手が20日間の騎乗停止に
第4レースでマコトカンゼミズに騎乗して逃げ切り勝ちを収めた大山龍太郎騎手。
この勝利が通算20勝目となり、兵庫県競馬の規定で重賞レースへの騎乗が可能となりました。
これでデビューから10週間連続の勝利となり、新人騎手としては恐らく兵庫県競馬記録だろうと思うのです。
いやぁ素晴らしい♪
来週の重賞『園田FCスプリント』にも騎乗が可能かも知れないなと、こちらが興奮を覚えるほどでした。
ところが、第7レースでまさかの事態が待っていたのでした。
1870mのA2-2組の一戦。ヨハネスボーイに騎乗した大山龍太郎騎手は、好スタートからハナを奪うと、大逃げを打つように2番手以下を一気に突き放します。
その勢いは緩まず、1週目の4コーナーから直線、大差をつけながらゴール板にまっしぐら。
一周目のゴール板を1870mのゴールと勘違いし、目一杯追ってしまったのでした。
レースが終わったと思ったところへ2番手以下の各馬が接近。馬場の外側に馬を持って行っていたおかげで他馬に不利を与えることはありませんでした。
もう一度、馬群を追いかけましたが、同馬に余力はなく、大差のしんがり負けとなってしまいました。
この結果、次の第8レースから騎乗停止となり後刻、以下のような制裁が決定しました。
およそ一ヶ月半にも及ぶ騎乗停止です。
ファンの皆さまにはご迷惑をおかけして申し訳ありません。
騎手デビューしてわずか10週間。にもかかわらず異例のスピードで勝ち鞍を重ね、兵庫史上最速で20勝に到達。
天才かと全国的にも注目を集め出した矢先の出来事。
彼はまだ17歳。騎手免許を所有するからには言い訳できないことは重々承知の上ですが、どうか彼の失敗をこれ以上責めないであげてください。
当然、猛省してこれまで以上に騎手稼業に精進することでしょう。
いま、一番ツラい気持ちを抱えているのは間違いなく龍太郎騎手本人。そんな彼の心中を思うと、胸が張り裂けそうになる。
17歳のときの自分を振り返ってみる。いきなり社会人となり、人前で身体を張り、その仕事ぶりが賭けの対象となるということをできただろうか?
とてもじゃないけど、できなかっただろうし、想像しただけでも恐ろしい…。
親御さんにしてもツラい思いでいることでしょう。
ぼくも仕事仲間として、ツラく悲しい気持ちになる。
8月5日にレースコースに戻って来る大山龍太郎騎手。どうかそのときは、温かい声援を送って迎えてあげてください。お願いします。