たまには外食
豊中の台所と呼ばれる『豊南市場』は食材の仕入れ先。
阪急・庄内駅に隣接する市場で、飲食店のみならず、ご近所の主婦の方たちも御用達。
そんな豊南市場のほど近くにあるラーメン店『麺や 轍(わだち)』さんにお昼ごはんを食べに行った。
たまにお昼は外食することがあるのです♪
メニューはこんな感じ。
なんと、ラーメン全てに半炒飯が付いてくるサービスがあるのです!!
ぼくが注文したのは『濃厚鶏白湯らーめん』でした。
注文の際は「濃厚鶏(のうこうどり)」だけで通じます。
うん、確かに濃厚なスープ。それが細麺にしっかり絡んで美味しかった♪
そう言えば、ラーメン店って感染症対策が厳しいっていうイメージないですか?
ある有名店がマスクをしていないお客を差別するような発言をして話題になったこともありました。
実際、飲食店がお客さまを病原菌扱いして、マスクや手指消毒を求めるってどうなんでしょうね?
そもそも、それらは本当に効果があるのでしょうか(^◇^;)
そんな中、このお店は前を通りかかったとき、写真にもあるように入り口のドアが開け放たれていたので店内が見渡せた。
すると、アクリル板やパーテーションなどもないことが確認された。
ホンマに、あれがあるだけで不潔やし、不快極まりない…。
店内はこのようにスッキリしていて居心地が良い♪
カウンター席にも仕切りはないので窮屈さがない。
無駄な対策をしていないところで食べる方が、やっぱり美味しいとぼくは思う。考えは人それぞれだろうけど。
仮面ライダートーク
以前に仮面ライダーの話で盛り上がったことをお伝えしましたが、きょうもそのライダーファンの女性がご来店。
ひとしきりライダー話などで盛り上がっていると、他のお客さまがいらっしゃった。
その方こそ、ぼくの周りで一番ライダー関係で詳しい、とくに内部事情などにも詳しい方。
となると、話が盛り上がらないはずもなく、果てしなくライダーや戦隊トークが展開されていきます!
いいでよねぇ、これまで接点のなかった人たちが、うちの店で知り合い繋がりを持つ。
これこそ酒場の醍醐味ってもんですよ(о´∀`о)
うん、今度ライダー、戦隊モノ飲み会でもしようかな(´∀`)
競馬トーク
競馬実況をしていたぼくのキャリアから、競馬の話ができると楽しみにご来店くださる方も当然いらっしゃる。
ご近所の70代の男性もそのひとりで、他店で呑んだあと、ほろ酔い加減で一杯ひっかけに来られます。
あろうことかその男性、ライダー話で盛り上がるふたりの間にお座りになったのです∑(゚Д゚)
座り位置で言えばこんな感じ↓↓
ライダートークに対し、競馬と将棋と相撲のカードしか持ち合わせないおじいちゃんが、どう対抗するのか!?
これも酒場の醍醐味やヽ(´▽`)/ガンバレージィジ
イジり倒されるおじいちゃん
「わし、競馬のことしか知らんからなぁ、他のことは分からんのでごめんな」と恐縮しながらも、競馬の話題を始めるおじいちゃん。
ところが男ライダーが、競馬に関しても達人で、豊富な知識でおじいちゃんをタジタジにさせてしまうのです(^_^;)
昔の競馬にも詳しく、全くマウントが取れずオロオロするおじいちゃん。
それを見て爆笑する女ライダー(≧∀≦)
厨房からそんな光景を見ながら、いやぁ酒場はやっぱり楽しいなぁ♪とつくづく思うウクレレおじさんでした(^-^)
そんなこんなで盛り上がっているところへ、また別のお客さんがご来店。
この方は競馬ファンで、GⅠの前日の土曜日にいつも来られるのですが、きょうはたまたま金曜日にお越しなった。
そして、このご来店が意外な方向へと話が展開させるのだから、やっぱり酒場はオモロいわ(*´꒳`*)
おじいちゃんの意外な趣味
70代と書きましたが、正確には74歳というなかなかのご高齢。と言っても毎日呑み歩くぐらいですから、お元気なのは間違いない。
そんなおじいちゃん、実は「趣味でブログを書いてんねん」と告白。
競馬予想や将棋のこと、はたまた政治や株に関することなどを長年書き連ねておられるとのことなんです。
それ、どんなブログなんですか、アドレス教えてくださいよ!
「いや、誰にも教えへんねん」と頑なに拒否されてしまった…。
「昔、他の飲み屋で一回だけ教えたことがあるんやけど、それ以外は教えたことないねん」と。
「あっ、それぼくです。ぼく読者です!」と言ったのは先ほど訪れた競馬ファンの男性。
「えっ!ウソやん!?」と泡食ったおじいちゃん。
「〇〇という店で教えてもらいましたよ」
「確かにあそこに行ってた!あのときの人か!」と劇的?な再会となったのでした(^^)
人気店が閉店…
その店は店主の母親がコロナで亡くなった(とされる)影響で風評被害に遭ったのかどうかは分からないけど、日に日にお客さんが離れて行ったことがあったそうです。
のちに休業に追い込まれ、遂には店を閉めるまでに至ったとのこと。
いずれにしても、世情に流されて、お客さんたちが過剰にコロナを恐れた結果、閉店に追い込まれたということだったと言えるでしょう。
それまでは競馬ファンで賑わう楽しいお店だったらしく、その男性は本当に残念な思いになったとのこと。
「店に行ってコロナになるのと、店がなくなることとを天秤にかけたら、どう考えても店になくなって欲しくなかった。だから毎日は行けないけど行けるときには行って応援していました」
ところが休業中のあるとき、店主からLINEが入り『お店を閉めることになった』と報告が来た。本当に無念に思い、落胆したと振り返ってくれた。
人が集うということは、人が何かを求めているということ。その何かを見出せる店でありたいと思う。
思いがけず閉めざるを得なくなった人気店には到底及ばないけど、なぜか集いたくなるお店にして行きたいと改めて決意する52歳のウクレレおじさんでした。